タレント・伊集院光が3月30日に放送されたフジテレビ系「ヘベレケ」に出演し、落語家・立川談春、志らくと険悪な仲だった過去を明かした。
同番組は千原ジュニアがMCを務め、ゲストとお酒を飲みながらトークを繰り広げる。東海テレビ制作のローカル番組だが、この日は初の全国放送。ジュニアと伊集院の共演もレアだった。
落語家から芸能生活をスタートさせた伊集運がゲストとあって、落語についての話題となった。伊集院は「談春さんと、志らくさんと、スゴイ大げんかして」と告白した。自身が落語家を辞めたばかりの時期に生放送で2人と共演する機会があり、志らくが「落語ってどう思う?」といじってきた。伊集院は「なんすかそれ?食えるんすか?」とかなりとがった返答。そこから生放送は険悪なムードになってしまったという。「『あの野郎、今度会ったらどうしてやろうか』って思ってるし、向こうは向こうで『あの野郎、今度会ったら』ってなってる」と当時のそれぞれの心境を振り返った。
その後20年以上顔を合わせないままだったが、3カ月ほど前に再会。伊集院は「ずっと不義理をしてると思ってました。落語もやらせてもらったし、兄さんと話さなきゃいけないと思ってたんですけど」と恐縮しながらあいさつした。しかし、2人は「何も覚えてない」状態だったという。「おれはずーっとその件を覚えてて、あん時におれが『落語って食えるんすか?』って言った時の顔をずっと覚えてるけど、本人は何も覚えてない」と拍子抜けだったと明かした。