女優の伊藤沙莉(29)が8日、大阪市内で主演映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」(監督内田英治、片山慎三)の舞台あいさつを行った。
東京・新宿ゴールデン街にあるバーのママで、探偵でもあるマリコ(伊藤)のもとに「新宿に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」と依頼が入ったことから起こる騒動を描く。
伊藤は「私はずっと(ハスキーな)声のこともあって“チーママ感がすごい”と言われてきたので、やっとママになれた」と笑顔。実際に新宿で行われたロケを振り返り「朝帰りの人たちとすれ違いながら撮影しました。自分もよく飲んだりした場所なので、より思い入れの深い場所になった」と明かした。
現在、大阪・新歌舞伎で上演中の舞台「パラサイト」に出演中(17日まで)。「大阪にいる間に絶対串カツは食べたい。あと、去年は家族と“これ”やったんで、今回も舞台の人たちと撮りたい」と、グリコの万歳ポーズをまねし、道頓堀にあるグリコ看板前での記念撮影を切望した。