仲良し“たかせまる”コンビ 高山一実&西野七瀬 おじいちゃん役で共演「話がきたとき笑っちゃいました」

 元乃木坂46でタレントの高山一実(30)、女優の西野七瀬(29)が18日、都内で行われた映画「トラペジウム」公開御礼舞台あいさつに出席し、公開後の反響やアフレコ時の思い出を語った。

 乃木坂46時代にファンからは“たかせまる”の愛称で親しまれ、卒業後もご飯に行くなど仲良しの2人。グループ卒業後はそれぞれマルチな活躍を遂げている。

 本作で高山と西野は、主人公・ゆう(結川あさき)が出会う観光ガイドボランティア・伊丹秀一(内村良光)の仲間、老人Aと老人B役を演じた。

 寿司店で高山からオファーを受けたという西野は「話がきたときは笑っちゃいました。おじいさん?おばあさんならともかく…『本当に?やったことないから』」と不安を感じたという。「かずみんと2人で、内村さんとと聞いて、一緒だったら心強いかもと思って、『やってみます』と思いました」と経緯を説明した。

 初めてのおじいさん役も「どうにか声枯れないかなと思いながら」工夫したといい、「本当に上手だった」と高山や内村から絶賛され、照れ笑いを浮かべた。

 一緒にアフレコを行った2人は「一緒にできて良かった」と微笑みあい、西野は「1人だったら恥ずかしくてもっと声が出なかった。(高山が)隣にいるから楽しみながらできた」と深い絆を感じさせた。

 アニプレックス公式YouTubeで2人のアフレコ風景も公開されている。アイドル時代、寮で“おばあさんっぽい声で遊ぶゲーム”をしていて、高山は西野に「なぁちゃん、うまいよ!それ絶対声優やった方が良い!」と話していたという。その話を今回思い出し、本作スタッフに西野の出演を打診。成り行きで高山の出演も決まったと共演したきっかけを語っている。

 アイドルを目指す高校生・東ゆうが「東西南北」の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む青春を描く本作。乃木坂46の1期生として最前線で活動してきた高山自身の経験や葛藤が込められた原作は、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章も反響を呼び、累計30万部の大ヒットを記録した。

 ストーリーやアニメの完成度で話題を集め、作品を見た人たちはからは「頭から離れない」「もう一回見に行きたい」「3回目…。3回見ても足りない」など、絶賛の声が上がっている。

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