俳優の仲村トオル(58)が1日、都内で行われた「あぶない刑事」製作発表会見に登場。舘ひろし(73)、柴田恭兵(72)、浅野温子(62)とともにシリーズ最新作への期待を語った。
1986年のテレビドラマ放映開始から37年が経過した「あぶデカ」がスクリーンに復活する。タイトルは「帰ってきたあぶない刑事」で公開日は2024年5月24日予定している。
仲村が演じる「町田透」は作中で〝昇進〟を果たし「捜査課長」の身になった。しかし仲村本人はそこまで喜ばしくないようで「めでたいようなニュアンスですけど、自分の近年の仕事ではわりと大きな会社の社長とか総理大臣とかやってきたので、それに比べると署の課長っていうのはちょっとビックリするくらいダイナミックな格下げって感じです」と話し会場の笑いを誘った。
この日は舘、柴田、浅野の先輩3人がそれぞれトークで大暴れ。MCからの難しい質問に「俺に当てるなよ!」と笑顔で逃亡した舘や、8年ぶりの新作撮影を「『マジ?』って思いました」「また8年後にやるのかな…ヤダ(笑い)」「まるでゾンビ」など切れ味抜群のトークでイジった浅野をニコニコと見守る柴田など、それぞれが強烈な個性を発揮した。
そんな元気な先輩との共演については思うところがあるようで「特に皆さんの前で話をしないといけない日とかは、最終的には僕がなんとかしなきゃいけないよなっていう意識は常に持ってます」とため息。さらに会見中にうわの空でMCの質問を聞き逃していた舘について「質問を聞いていらっしゃらない方や、話始めて質問を忘れてしまう方もいますし…(笑い)」と楽しそうに先輩に指摘を入れるなど、仲の良さを感じさせた。