映画監督・今泉力哉氏(42)が27日、都内で、オンライン動画配信サービス「Hulu」の映像クリエイターを発掘&育成するプロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」の第2回グランプリ授賞式に出席した。
参加資格は35歳以下であること。選考を勝ち抜いたファイナリスト5組は、映像制作のプロによるサポートと1500万円の製作費支援を受け、自身の企画を映像化した。
グランプリは、瀬名亮さん(19)の「はじめてのよあそび」に決定。受賞者の瀬名さんには賞金100万円と、Huluオリジナル新作の監督権が贈呈された。
審査員長を務めた今泉監督は「できあがった作品を見て、1500万(円)で作れるのいいな、ずるいなって思って(笑い)」とファイナリストたちをうらやましがりつつ、「いきなり監督とか経験したことのない中で作るのは、スタッフキャストとのやり取りも大変だったと思う」とねぎらった。