1200万部以上を誇る人気ファンタジー小説「十二国記」シリーズの装画や挿絵などを手がける山田章博さんの原画展が、宮城県石巻市の石ノ森萬画館で開かれている。
同シリーズは小野不由美さんが作者で、1991年から始まり、10作15冊が刊行されている(完全版)。現世と異世界<十二国>を舞台に、「王」とそれを支える「
原画展では150点以上を展示。衣装の模様や武器の装飾、登場人物の髪の毛1本1本まで
刊行開始時から愛読している大崎市古川、女性会社員(44)は「服や背景など、細かくて想像力がすごい。美しい絵が物語をさらに深めてくれた」と話していた。
4月9日まで。火曜休館。