人気アニメ「鬼滅の刃」の第3期アニメ放送「刀鍛冶の里編」が2023年4月からフジテレビ系で放送されることが決定。10日にフジテレビから発表された。新情報のPVも発表。第1話は1時間スペシャルで放送される。
さらに第3期放送に向けて、23年2月3日から『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の開催も決定。昨年末から今年にかけて放送された「遊郭編」の第10、11話と「刀鍛冶の里編」の第1話から構成された映像が日本を含む世界80以上の国と地域の映画館で順次上映される。
「刀鍛冶の里編」は、原作コミックス12巻からの物語。113年振りに上弦の鬼が退治され、主人公・炭治郎の宿敵・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が上弦の鬼たちへ命を下す。舞台は遊郭編の戦いで破損した刀を修復するために、刀鍛冶の里を訪れるストーリー。新たに鬼殺隊の最高位の柱2人、霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)、恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)が活躍する。
鬼滅の刃は2016年から4年間、週刊少年ジャンプで連載された同名の人気漫画が原作。コミックス全23巻で累計発行部数は1億5000万部を突破した。鬼に家族を殺された竈門炭治郎が、鬼にされた妹・禰󠄀豆子(ねずこ)を人間に戻すため、“鬼殺隊”へ入隊することから物語が始まる。アニメの第1期は2019年4月から、第2期は2021年12月から放送され、2020年10月に公開された「劇場版・鬼滅の刃 無限列車編」は全世界累計来場者が約44135万人、総興行収入が約517億円を記録。日本国内だけでも400億円以上の興行収入となった。