京都に出現したカフェが「まるで英国」 ガチすぎる異空間 じわじわ人気のアフタヌーン・ティー

京都に出現したカフェが「まるで英国」 ガチすぎる異空間 じわじわ人気のアフタヌーン・ティー

六六魚さんが投稿した店の外観【写真:ツイッター((@rokurokugyo)より】

(ENCOUNT)

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古き良きを守り憧れる精神は、古都・京都と通じるところがたくさん

 女性を中心に高級ホテルやカフェでアフタヌーン・ティーを楽しむ活動が人気を集めている。美しい茶器や、旬のフルーツを使ったスイーツを楽しめる“ヌン活”は、頑張っている自分へのごほうびにもピッタリ。SNSでは京都の街中にある専門店に、「まるで英国」と驚きの声が上がっている。3.1万件ものいいねを集めた投稿について調べてみた。

「(英国展で茶葉とスコーンを買い漁りヌン茶を至高の喜びとする紅茶沼の民よ……。聞こえますか……。京都の街中にthe英国な最高空間にトリップして本格ヌン茶を楽しめる店ができてます……。オーナーは亀岡で英国村やってた”ガチ”の方です……。今すぐDreamton GARDEN ABBEYで検索を……。どうか…届い…て…)」という心の叫びと共に、店の様子が分かる4枚の写真を投稿したのは、アンティークが大好きという六六魚(@rokurokugyo)さん。投稿には英国好きから「届きました!」という喜びの声のほか、「素敵な情報!」「昨日行きました」などの反応が寄せられた。

 子どものころ、家族で英国を旅行したことをきっかけに、英国を好きになったという六六魚さん。「大英博物館で有名なロゼッタストーンを見たときの感動、ホテルで朝食な味わった紅茶とスコーン、ジャムがビックリするほどおいしかったこと、目に映る全てにワクワクした旅の記憶は今も鮮明に心に刻まれています。旅の記念にWEDGWOODで買ったティーカップは、当時の私にとってはとても高価な買い物でしたが、今も大切な宝物の一つであり、ティータイムの相棒です。今にして思えば、紅茶を好きになったのもこれがきっかけかもしれません」とあふれる英国愛を伝えてくれた。

 大学進学後に一人暮らしを始めたことから、食器にもこだわるようになったそう。「アンティークにも興味を持ち蚤の市や骨董市で、自分の部屋に合う食器や小物を集めるようになりました。一番のお気に入りアイテムはアンティークの古い鍵で、現在は数百本ほど所持しています。アンティークを集める過程で英仏の歴史文化や建築、装飾様式などに深い興味を覚え、もっと知りたいと思いコツコツと勉強を続けております」と話していた。

 英国にトリップしたような気分を味わえると絶賛した店は、京都・中京区にあるカフェ「Dreamton GARDEN ABBEY(ドゥリムトン ガーデンアビー)」。2月にオープンしたばかりで「店内に入った瞬間、まるで自分が英国にトリップしたかのような錯覚を覚えて、その作り込みに感動しました。これは紅茶好きの人たちに知ってもらいたい!と思って投稿させてもらいました」と経緯を教えてくれた。

 たくさんの反響に「『こんな店が京都にできていたなんて初めて知った、行きたい!』という県外の方の声が非常に多かったです。また、オーナー様が亀岡の英国村を立ち上げた方だと知り、『亀岡は遠くて無理だったけど市内なら気軽に行ける!』と喜ぶ紅茶好き・英国好きな方々の声も数多く見られました。開店して間もない店で、雑誌やSNSなどに情報が少なく、私のつぶやきがみなさんには非常に新鮮であったこと、そして店のオーナー様が元々紅茶好きの間では有名で評価の高い方だったというのが上手く噛み合って拡散していただけたなかなぁと個人的は感じております。私の投稿がきっかけで、たくさんの人にこのすてきなお店の存在を知ってもらえたのなら、紅茶好き、英国好きとしては何よりの喜びです。多くの人に長く愛され続ける店に育ってもらいたいと心より願っております」と話している。

 旧ドゥリムトン英国村の創業者で現オーナーだという店主。「英国村経営はバトンタッチし、私は街中で少し都会を感じるティールームを作りました」と開業に至ったいきさつを語ってくれた。「古き良きビクトリアン時代がコンセプト。訪れるみなさんにタイムリープしたような時代背景、そこにある音やにおいまでもを感じてもらえる空間作りと、その演出をこだわりました」と話してくれた。

 英国の魅力については「日本と同じ島国ですが、古き良きを守り憧れる精神は、古都・京都と通じるところがたくさんありますし、それ以上の心意気を感じます。凛としたカッコよさはイギリスのその時代に生きたことがない私たちが見習えるお手本があちこちにあります」と自論を展開。「お茶を楽しむ時間の使い方はやっぱり素晴らしいと感じます」と笑顔を見せた。

 たくさんのメニューを用意しているが、「季節のオススメはジンジャーミルクティーアイスクリームやローズソーダ。アイスティー、マスカットティーを味わってほしい」とコメント。5月3日から8日までは、「京都高島屋英国展」にティールームを出展する。ENCOUNT編集部

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