京本政樹が渡辺裕之さんの遺志を受け継ぐ、舞台「シーボルト父子伝-」

京本政樹が渡辺裕之さんの遺志を受け継ぐ、舞台「シーボルト父子伝-」

(テレ朝news)

「渡辺裕之さんの遺志に、何とか報いたいと思っているんです」。
東京・銀座の博品館劇場で再演される「シーボルト父子伝〜蒼い目のサムライ〜」に俳優でシンガーソングライターの京本政樹(65)が出演することになった。
日本近代医学の父と言われたシーボルトとその息子たちの生涯を描いた舞台公演。初演は4年前の2020年で、シーボルト役はおととし5月に急逝した俳優の渡辺裕之さんだった。今回は、京本が渡辺さんの遺志を受け継ぐことになった。
シーボルトの来航200周年と息子の活躍したウィーン万博150周年にあたる2023年に向けて企画された。キャストは次男であるハインリッヒ役の鳳恵弥(おおとり・えみ=43)を中心に、長男のアレキサンデルに山崎裕太(43)、そしてシーボルト役に渡辺さん、さらに、爆風スランプのパッパラー河合(63)が主題歌と劇中音楽を担当する形で、木村ひさし氏(56)の総監督で4年前の20年にスタートした。関係者によると「初演から大好評で、想像を上回る盛り上がりとなっていた」という。
しかし、22年8月の再々演を前にした5月に渡辺さんが急死したことから「舞台の形状が一気に変わってしまった」(舞台関係者)。急きょ、シーボルト役を辰巳琢郎(65)が演じることとなったが、オファーを受けた際に辰巳は「え、何で俺なの?」と戸惑ったことを明かすも、快く引き受けてくれたこともあり、昨年の来航200周年の記念公演も無事に乗り越えることが出来た。
そんな中、今回は、次男のハインリッヒ・シーボルトの没後115周年記念公演として、内容についても、新たに判明した諸事実などに基づき脚本も書き直し、木村氏が総監修で、主演の鳳が脚本、演出を務める形で心機一転、スタートすることになったという。さらに、渡辺さんの三回忌の法要も無事に終えたことから、父、シーボルト役には京本を起用した。
舞台関係者によると「ハインリッヒは、父親であるシーボルトの次男ですが、父親の研究分野を引き継いだので歴史研究においては“小シーボルト”とも呼ばれています」と言う。
渡辺さんと京本との付き合いは「デビュー時から四十数年」だったそうで、映画やテレビドラマで多数共演してきた。最後の共演作品は映画「牙狼〈GARO〉―月虹ノ旅人―」(2019年公開)。出演者によるユニット・ガロ・プロジェクトでは京本とともに渡辺さんもメンバーとして参加したという。
渡辺さんとは公私に渡って関係が深かったので、京本は「(今回の出演オファーには)悩んだ」と話す。「渡辺さんとは役回り、キャラクターが全然違っていましたからね。そもそも(前回の代役だった)辰巳さんとも違うのですが…。これが時代劇だったらまだしも、シーボルト役というのはイメージがつかなかったし、当然、断ろうかと思ったことは確かです。しかも、これまで舞台公演への出演は多くいただいてきましたが、その全てが新橋演舞場や新歌舞伎座、明治座などで、博品館という小劇場での公演は全く経験がないので不安も大きかったんですよ」。
それでも出演を受けたのは「渡辺さんとは共演作も多く、舞台公演のDVDを見ているうちに、不思議なことに、何か引き合わせのようなものを感じるようになっていたんです。しかも、出演を決心したのが、偶然にも渡辺さんのご命日(5月3日)でした。正直言って自信はないのですが、今は精神的な繋がりを感じています。天国のナベさんに笑われないように頑張ろうと思っています」。
「ハインリッヒ・シーボルト没後115周年記念公演シーボルト父子伝?蒼い目のサムライ?」公演は8月8日?11日、銀座博品館劇場で行われる。

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