公開中の映画「アナログ」(毎日新聞社など製作委員会)の「大ヒット御礼舞台あいさつ」が17日夜、東京都内の映画館で行われた。主演の二宮和也さんと、二宮さんの母親役の高橋恵子さん、タカハタ秀太監督が登壇した。
二宮さんと高橋さんは初共演で、1日半の撮影だったという。高橋さんは「会ってみたい人、面白そうな人だと思っていた。短い撮影でも本当の親子のようになれたのは二宮さんのおかげ」と振り返った。二宮さんも「親子のシーンは全体が好きです」と応じた。
映画について二宮さんは「心が温まる瞬間がいくつもあると思う。平凡でも輝くことができると思える作品」と話した。
「アナログ」は、ビートたけしさんの小説が原作。手作りにこだわるデザイナーと、携帯電話を持たない謎めいた女性のラブストーリー。毎週木曜日にデートを重ねるが、ある時女性が姿を消し、次第に女性の過去が明らかになっていく。6日に全国公開され、16日までに約43万人を動員している。【勝田友巳】


