本作は、大手リフォーム会社の元エース・真行寺小梅(波瑠)が、ワケあって街の工務店に転職、営業成績0点のバツ2シングルファザー・福山玄之介(間宮祥太朗)とバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法で”依頼人が抱える問題を解決し、人生を後押ししていく“人生再生リノベーションお仕事ドラマ”。
■安さにひかれて購入した“リゾートのような中古一戸建て”…その正体は事故物件
迫田が演じるのは、愛想はいいが、気弱でどこか頼りない夫・加藤浩昌。一方のトリンドルは、若くて美人だが、小梅たちの前でも終始ふてくされている不機嫌な妻・加藤えみりを演じる。2人が購入した新居は、海を一望できる築浅の中古一戸建て。最高のロケーションに加えて内観も広く、前の住人が置いていった立派なピアノも目を引く、まるでリゾートのような立派な家。
およそリノベーションをするような箇所は見当たらず、部屋に足を踏み入れた玄之介も絶賛するが、ここにも“魔物”が潜んでいた。それもそのはず、よく見ると、床の一部には不自然に修繕された跡があり、実はこの家が事故物件であることが判明。妻のえみりは、事故物件とは知らず、安さにひかれて購入を即決した夫を責め立て、「住めない!」の一点張り。困り果てた浩昌は、何とかできないかと玄之介たちに泣きつく。
「こんなはずじゃなかった」と、人生最大の買い物をした夫婦が後に知ってしまった真実。どうやっても変えられない目の前の現実は、やがて夫婦仲をもおびやかす事態に。すべてを夫に任せきりにした挙句、文句を浴びせる妻に、小梅は思わず憤慨するが、心優しい玄之介は、夫婦の仲を取りもつべく斬新な提案をすることに。事故物件のリノベーションという特殊な依頼を前に、小梅と玄之介が解決に導くプランを編み出していく。
■迫田孝也(加藤浩昌役)コメント
――演じる加藤浩昌は、どういう人物・キャラクターでしょうか?
おっとりしているようで、実は図太い神経の持ち主だと思います。だって、ねぇ…。
――共演者とのやりとり、撮影中のエピソードがありましたらお願いいたします。
昔流行ってたものの話で盛り上がっていた時、私の話には間宮さんもトリンドルさんも共感してくれなくて、世代の差を感じました…。
――ドラマにちなみ、リノベーションにご興味はありますか?
リノベーションはまだ経験がないのですが、部屋の模様替えで雰囲気を変えるのは好きですね。市販の家具ではなく、自分で棚を作ったりして好みの空間をつくるのはよくやっていました。
――住まいに“譲れないこだわり”はありますか?
仕事机は必須!
――第3話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
家選びは、焦らずしっかり吟味して買うのが幸せですよ!
■トリンドル玲奈(加藤えみり役)コメント
――演じる加藤えみりは、どういう人物・キャラクターでしょうか?
一見わがままにも見えますが、言っていることは真っ当で、家族をとても大切にしている女性だなと演じながら感じました。短い撮影時間の中でも、夫役の迫田さんとたくさんお話しすることができて、安心感を持ちながら撮影することができたと思います。
――主演の波瑠さんや、間宮さんの印象は?
お2人とも同世代なので、合間にたくさんお話しさせていただけて楽しかったです!クールな印象だった波瑠さんの笑顔に何度もキュンとしてしまいました!
――ドラマにちなみ、リノベーションにご興味はありますか?
家をリノベーションすることがメインではあるのですが、人の気持ちや目には見えない部分のリノベもしてくれるんだなと感じて、「魔法のリノベ」というタイトルがぴったりだと思いました!ちなみに実は今、家を絶賛リノベーション中です!
――住まいに“譲れないこだわり”はありますか?
ベッドルームは、あまり大きくなくて、ベッドをドーンと置きたい派です。
――第3話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願い出来れば幸いです。
実はついこの間、とあるドラマで迫田さんとは共演させていただいたばかりです。そのドラマで合コンをした迫田さんと、今回は夫婦役で出演させていただきます!妻役は、やりたい役の1つでしたので、とっても嬉しく、たくさんの方に楽しんでいただけたら幸せです。
■「魔法のリノベ」第3話あらすじ
ある日、海を望む中古の一軒家を購入した加藤浩昌・えみり夫妻の元へ打ち合わせに向かった小梅と玄之介。勉強の一環として、この日はとにかく家を褒めるよう、小梅から課題を与えられた玄之介だったが、加藤邸の広々としたオーシャンビューのリビングはお世辞抜きで素晴らしく、足を踏み入れた玄之介は大絶賛する。しかし、よく見ると床の一部が修繕されていた。
浩昌によると、事故物件だと気づいたのは購入後で、契約時に不動産会社からは何の告知もなかったという。以来、妻のえみりは「住めない!」の一点張り。小梅たちの前でも文句のオンパレードで、困り果てた浩昌は、何とかできないかと玄之介たちに泣きつく。
設計士・竜之介(吉野北人・THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)と相談して、いくつかリノベーションプランを提案するも、えみりの怒りは収まるどころか激しさを増すばかり。目の前で激しい言い争いを始めた夫妻の姿にいたたまれなくなった玄之介は、心霊現象が大の苦手にもかかわらず、自ら加藤邸に一晩泊まって、良い方法を考えると言い出す。
その頃、かつて小梅と別れる原因となった社内のうわさがデマだったと気づいた久保寺(金子大地)は、小梅との関係修復、ひいては復縁を考えていた。しかし、うわさの発端であり、今なお久保寺に思いを寄せる元カノの五十嵐桜子(北香那)に外堀を埋められてしまう。