乃木坂46久保史緒里（21）が11日、都内で、ファースト写真集「交差点」（集英社）発売記念会見を行った。
宮城県出身で、東北を中心に1年以上かけて撮影した。元々写真集が好きで、収集を趣味にしており「まさか自分が写真集を出せる日が来ると思わず。夢がかなって本当にうれしい気持ちです」と出版を喜んだ。東北での撮影は念願で、両親の地元である宮城・田代島や山形・尾花沢も訪れた。「東京で活動していく中でなかなか地元に帰れないけれど、家族から手紙を送ってもらったり、すごく支えられている実感があった。家族に向けて、東京で頑張ってるよとメッセージを伝えたい気持ちもありました」と話した。
お気に入りは、万全の防寒対策で雪景色の中にたたずむカットで「何年後に見てもすてきだね、懐かしいねと思ってもらえる写真集を目指して、トレンドに敏感にならずに撮りました。東北は寒いので、暖かさ重視で雪の中で遊んでいた思い出があって、私らしさが詰まった1枚かな」。東日本大震災で被災した父親の生家跡にも足を運び、「今までは、そういう（震災）話題を口にしていいのかなという気持ちが上回ってしまっていたけど、出来事を風化させないためにも伝えていく使命があると思った」と語った。
グループのキャプテンで、同じ3期生の梅澤美波（24）に写真集を見せた際の反応も明かし「私がいつか写真集を出したいと話していたので、すごく喜んでくれて。『久保らしい1冊になったね』と言ってくれました」と笑顔。完成した作品の出来栄えを聞かれると、「100点満点と言いたいところなんですが、何しろタイトルが『交差点』なので…恥ずかしいんですが、交差“点”にしておいていただけたら」と照れまくり。「よく分かんないんですけど…すいません」と自分にツッコんで笑いを誘った。
