(テレ朝news)
「乃木坂46」の山下美月(24)が17日、グループの公式ブログで、グループを卒業することを発表した。
来月27日に発売する35枚目のシングルがグループとして最後の参加となり、5月に卒業コンサートを実施予定だという。ブログのタイトルは「決心」で、「乃木坂46を卒業させていただくことを決めました。約7年半、本当にお世話になりました」と伝えた。
17歳の時にグループのオーディションを受けており、「アイドルとしての日々は、私にとってかけがえのない宝物です」と感謝しつつ、「高校の卒業式や地元の成人式には出ることができなかったし、行きたかった大学のパンフレットももうどこかへ行ってしまったけれど、“間違いなく私の青春はこの場所にあった”と胸を張って言うことができます」としみじみ。卒業決断の理由を、「アイドルとして叶(かな)えられた夢も、叶えられなかった夢もあるけれど、それでも毎日幸せでした。もう悔いはない!と、心から思えるようになったのが卒業を決めたきっかけです」と明かし、「ようやく少し肩の力を抜いて生きることができるようになり、一人の人間としてここから歩いていこうと、前向きに決断しました」と説明した。
卒業後については、「少しお休みをいただいて、自分のやりたいことは何か?もう一度立ち止まって考える時間が必要だと思っております」とし、「1人でこの世界を歩いていける程の自信は正直まだありませんが、応援してくださる方々を笑顔にさせたいという信念は、表舞台に立っている以上これからもずっと変わらないと思います。なので、どうか悲しまずに待っていていただけたら幸いです」と呼びかけた。
山下は2016年に3期生として同グループに所属、21年に「僕は僕を好きになる」で初のセンターを務めた。
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