JR東日本東北本部は27日、人気アイドルグループ「乃木坂46」が今年8月、仙台市の近郊、利府町でコンサートを開催するのに合わせ、応援キャンペーンを実施すると発表した。コンサートの前後(7〜16日)に東北新幹線やJR仙台駅とその周辺が乃木坂46一色となり、まさに〝ジャック〟される。
乃木坂46の「真夏の全国ツアー2023」は8月14、15の両日、利府町のセキスイハイムスーパーアリーナ(7千人収容)で行われる。宮城県で同種のコンサートが行われるのは8回目で、JR東が応援キャンペーンをするのは4回目になるという。
仙台駅の2階コンコースに巨大なメンバーのフラッグが飾られるほか、オリジナルのコースターセットや地元宮城のお土産が抽選でプレゼントされる。
JR仙台イーストゲートビル1階エントランスホールでは特別パネル展(11〜16日)が開かれるが、昨年は5日間で2万人のファンや観光客が訪れた。
今年から新たに始まるのは、宮城県出身の久保史緒里にちなんで行われるスタンプラリー。仙台駅をはじめ9駅を回ると、3駅ごとにずんだシェイクがプレゼントされる(最大3杯)。また、仙台土産の定番「萩の月」の久保史緒里パッケージ(1800円=税込)も販売される。
7〜16日の期間中には、JR東京駅は東京都出身の山下美月、仙台駅は久保史緒里が構内アナウンスを担当するほか、東北新幹線・やまびこの一部車内アナウンスを乃木坂46のメンバーが行う。
JR東日本東北本部は「宮城に来る方々方をおもてなしし、地域を盛り上げていきたい」と話している。