中野サンプラザ、歴史に幕 「サンプラザ中野くん」が感謝

中野サンプラザ、歴史に幕 「サンプラザ中野くん」が感謝

中野サンプラザの閉館セレモニーであいさつするサンプラザ中野くん=2日夜、東京都中野区

(共同通信)

 音楽の殿堂が半世紀の歴史に幕―。多くのミュージシャンとファンに「聖地」として愛されてきたコンサートホール「中野サンプラザ」が閉館することとなり、2日夜、最後の公演終了後に閉館セレモニーが開かれた。

 正面の赤階段で行われたセレモニーでは、ゲストとして招かれたミュージシャンの「サンプラザ中野くん」が「“中野サンプラザさん”と肩を組んで駆け抜けてきた。50年の長きにわたりお疲れさまでした。ありがとうございました」と感謝した。

 2日に最後の公演を行ったのは、1980年に出世作「RIDE ON TIME」を発表して以来、同所で公演を重ねてきたシンガー・ソングライターの山下達郎さん。同日放送のラジオ番組で「『私が最も愛した』と言われるが、本当の理由は時間の融通が利いたんです」と苦笑い。

 「私は演奏の時間が長い。他のホールだと絶対に許されなかったんですけど、中野サンプラザでは好き勝手、演奏ができた。変わったホールでした」と別れを惜しんだ。

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