中森明菜、6年半ぶり公の場 12日からファンイベント 健康面に不安…完走できるかどうかが完全復活への試金石に

中森明菜、6年半ぶり公の場 12日からファンイベント 健康面に不安…完走できるかどうかが完全復活への試金石に

どのような姿を見せてくれるのか

(夕刊フジ)

長い休養から2022年に活動を再開した歌手、中森明菜(58)のファンイベントが迫ってきた。果たして明菜はどのような表情、姿をファンに見せてくれるのか。この再始動は、今後のテレビ復帰も見据えた試金石となるだけに大きな期待がかかる。

12日から3日間

13日に59歳の誕生日を迎える明菜。その前後も含めた12〜14日に、ファンクラブ「ALDEA」の会員を対象とするイベントを開催する。

「実際に開催されれば、明菜がファンの前に姿を見せるのは17年12月のディナーショー以来、6年半ぶりとなります。イベントは3日間が予定されていますが、本人の体調次第で変更があるかもしれません。それだけ、まだ不安定だともいえるわけです」と音楽関係者は話す。

17年以降、体調不良のため、活動を休止していた明菜だが、2022年に活動再開を宣言。公式サイトやユーチューブチャンネルを立ち上げ、ファンクラブも新たに設立したが、本格的な活動というには程遠かった。

しかし昨年12月には公式ユーチューブで「北ウイング」のクラシックバージョンを歌う映像を公開。さらに今年に入り、往年のヒット曲にジャズアレンジを施して次々と披露してきた。

「もともと明菜は、常に自分を乗り越えていくという思いが強いため、過去作の再録は22年前のベスト盤など数少なく非常に珍しい。そんな明菜がジャズアレンジで過去作に挑んでいる。それだけ復帰への思いが強いということでしょう」と先の音楽関係者。

スポーツ紙の音楽記者はこう話す。

「今回のイベントで、もともと明菜はジャズバージョンで臨む予定だったそうです。正直、声量や声の張りが昔のように戻っているとは言いがたく、オリジナルに近い形での披露は厳しいと言わざるを得ません。それでも何とかしてファンの前で歌いたいという思いの表れが、ジャズバージョンなんです」

常に健康面での不安が指摘されてきた明菜だけに、このイベントを完走できるかどうか、が注目されている。

「このイベントで最後まで歌いきることができれば、自信をつけて体調も好転するかもしれません。ここから年末にかけてNHK紅白歌合戦などの歌番組に出演できれば、完全復帰をうたうこともできるでしょう。まさに完全復帰に向けた試金石といえるわけです」と先の音楽関係者。

さあ、どうなる。

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