中村うさぎさん「壮絶な悲哀」夫の訃報伝える倉田さんの様子明かす 2人の“キューピッド”役

 作家の中村うさぎさん(65)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、夫で、映画プロデューサーの叶井俊太郎さん(享年56)の訃報を伝えた漫画家・倉田真由美さんの様子を明かした。

 叶井さんと倉田さんは顔見知りではあったが、08年に中村さんの紹介で再会してから交際に発展した。

 中村さんは「昨日の0時頃、電話で叶井俊太郎氏の訃報を聞いた」とし「スマホの越しに伝わって来るくらたまの壮絶な悲哀に圧倒されて、言葉が何も出て来なかった」とつづった。

 また「こんな時、我々は本当に無力だね 人生の一部をシェアした相手を喪うのはつらい」と思いを記し「でもね、くらたま、最後に会った時の叶井さんは実に晴々と幸せそうだったよ!」と続けた。

 叶井さんは16日午後11時頃、都内の自宅で死去した。2022年6月にステージ3の膵臓(すいぞう)がんで「余命半年」の診断を受けたことを、昨年10月に公表。抗がん剤などの標準治療を受けずに、最後まで通常通りに生活を続けることを選択。倉田さんがSNSなどで公開していた夫婦の姿は、大きな反響を呼んでいた。

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