中日の高橋宏斗投手(20)が6日にバンテリンドームナゴヤで行われた中日―ヤクルト戦で、アイドルグループ「嵐」の二宮和也(39)のソロ曲「それはやっぱり君でした」を入場テーマ曲にして今季初登板し、マウンドで躍動。チームの連敗を3で止めた。
二宮は自身のツイッターで「ねぇ、聞いて。高橋宏斗選手の登場曲…。縁、感じまくりなんだけど(竜の絵文字) 本当にありがてぇ。」と喜びをつづった。高橋宏が勝利投手となり、ヒーローインタビューを受ける前にも同曲が流れ、嵐ファンや二宮ファンも歓喜に沸いた。
2人の縁は、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から始まった。3月22日の準決勝・メキシコ戦で高橋宏がブルペンへの入り方が分からずにウロウロしてしまった。すると二宮がツイッターで「迷子の高橋君最高だったな。」などと書き込んだ。
このツイートをきっかけに高橋宏は二宮サイドに連絡して感謝を伝え、交流が始まった。侍ジャパンは決勝で米国を破り、14年ぶりに世界一となったが、米国の飲酒可能年齢に達していなかった高橋宏がシャンパンファイトに参加できなかったことを知った二宮は、事務所を通じてシャンパンをプレゼントしていた。