「完売画家」として知られる画家の中島健太氏(38)が31日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に生出演し、SMILE―UP.の東山紀之社長(57)が新会社の社長就任を取りやめ、エージェント契約に詳しいコンサルティング会社「スピーディ」代表取締役社長の福田淳氏(58)が就任する方向となったことについて賛成の意を示した。
中島氏は「率直に良かったなと思っていて。次の会社に移るタレントにとってもよかったと思う」と語った。東山社長については「火中の栗どころかマグマの中の栗を拾うんで、誰もできなかった覚悟を、正直その熱さまで想像に至らなかったということはあるんでしょうけど、それでも自分が拾わなきゃって引き受けたっていう、その心意気に関しては尊敬できるところもある」としながらも「ただ、そこに実際の能力が伴っているか、伴っていないかというところ。その被害を被るのはタレントたちじゃないですか。だから、誰にとってもよかったと思う」とした。
また、元衆院議員の金子恵美氏も「芸能活動と、会社2つを両立するのは難しいことだと思いますけど、そもそも経営ってそんなに生半可なものではないと思うし、ましてこの会社を立て直すというのは、泥臭いことをしていばらの道を行かなくてはいけない、ということを考えると、経歴を考えると、スターとしてやってきたことを考えると難しいかのかな。経営のプロに任せた方がいいのかな、と最初から思っていました」と語った。
福田氏は「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」に約10年勤め、ハリウッド映画の現場に携わった。そのため米国のエージェント契約に精通。またソニーという土壌から音楽などの権利関係にも詳しいとされている。16年には女優のんと、日本で当時としては極めて珍しいハリウッド式のエージェント契約を結んだ。