タレントの中山秀征(56)が22日TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)にゲスト出演。人気司会者との過去の“確執”について語った。
番組では「中山秀征に学ぶ超ポジティブ仕事術」というコーナ−が設けられて、中山の過去の出来事を深掘りした。
最初のテーマが93〜94年にフジテレビ系で放送された「殿様のフェロモン」での人気司会者との“確執”だった。この番組で中山は今田耕司と初共演だった。今田にとっては初めてのレギュラー番組だった。しかし番組開始前の顔合わせの飲み会で、初共演の今田にビールを注ごうとしたら今田は「結構です」と拒否。中山は、このひと言について「ビールが飲めない」という意味ではなく、「お前の注いだ酒は飲めない」と解釈したという。
「本番が始まったら和気あいあいにやるのがプロだと思ったけど、今ちゃんにとっては本番も勝負で戦いだった」と回想した。
その後、十数年後に今田とお酒を飲む機会があった。その時に今田は「俺はあの時テレビを知らなかった。あの時にテレビを知っていたのは秀ちゃんだけだった。今、僕は秀ちゃんがやっていたことをやっているんだよ」と当時の心境などを告白。中山も「時代が流れて、いろんなお笑いのやり方があると勉強になった」という思いもあって、その言葉が凄く嬉しかったという。その飲み会は朝まで飲み明かして、2人の仲は深まったようだ。