現在はともに独立したが、かつてはSMILE−UP.(旧ジャニーズ事務所)の先輩、後輩の間柄。中居は「言わなければいけないこと、せっかく来ていただいて、ゲストに来ていいただいたにも関わらず、文句を言わなければいけないことが…。二宮さんは好青年、フラットで、すごく腑に落ちますし、だけど何か1個足りない」と指摘した。
ある時、人づてに電話番号を聞いた二宮から、中居の携帯電話に留守電が入っていたという。着信は午後8時ごろ。中居に大事な報告をしたかったようで、「もしこの留守電を聞いたら、連絡下さい。直接お話ししたいです。お願いします。いつも見てま〜す。失礼しま〜す」といった内容のメッセージだったという。
ところが、中居は当時、「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めていたWBCの試合の真っ最中。「“いつも見てま〜す”…。僕、その時、WBCで生放送やってたんですね。8時って、電話取れるわけないんです。それなのに、最後“いつも見てま〜す”って」と、二宮のメッセージと電話のタイミングの矛盾を突いた。
「いつも見てたら、生放送で中居君が出てる。今電話かけても取れないの、分かってるわけじゃん?いつも見てるならね。僕はそんな引っ張らないですよ?だけど、“いつも見てま〜す”…そこ1個足りないぞ?って」
中居はその着信の1、2日後にコールバック。二宮から報告を受けた後、「タイミング合ったら一緒に飯でも行こうか」と食事に誘ったという。二宮からは「じゃあぜひ、飯お願いします!」との返事が。しかし、中居が「分かった。時期的に…」と具体的な相談を始めた瞬間、二宮の電話から「プップー…」と電話が切れた音が。「ちょっと切るの早くない?って。熱望している人の、切るタイミングではない」とぼやいた。
中居は即座に電話をかけ直したという。「すぐ電話した。“もしもし、何すか?”、“お前、切るの早いよ!”」。すると、二宮とプライベートで交流がある秋元康氏は「そういうとこ、あるね。逆に良く見えちゃうのが、そのあざとさがないところが好きなのよ」と、二宮をフォローしていた。