この日は映画監督の井筒和幸氏とともに、ゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに出演。昭和の芸能界について話が及ぶ中、「この噂、ホント?芸歴62年、中尾ミエ(秘)伝説」と出したコーナーも。この中で「元横綱に誓約書を書かせた」との噂について「そうそう」と事実であると認めた。
中尾は「誓約書を交わすのが趣味なんですよ」と告白。「だから、(誓約書は)いっぱいあるの」と説明し、「まず20歳の時に最初の誓約書を交わしたんだけど、その頃、誓約書の作り方ってわからないから、相手が誰だかわからなくなっちゃって。これはいけないと思って」とそれ以降はちゃんと交わすようになったという。
噂の中の「元横綱」とは相撲解説者・北の富士勝昭さんだという。当時について「横綱時は全然面識なくて。ファンだったから、あるパーティーに行ったらいらしてたんですよ、1人で。途中で帰りそうになったから、追っかけていって“ファンなんですけど、私にご馳走してもらえません?”って。そのまま食事に行って、それでお酒飲んで楽しくなっちゃって、その頃、いくつだったかな?何十年後かに会うっていうのが楽しみなの。“私は70歳の時に会いましょうか?”って言ったら、“70歳ってあんたばばぁだよ!”って言うから、“じゃあ、65歳にしましょう!”って。“65歳の時に、私にささやかながらパーティーをします”って誓約書を書いてくれて」と誓約書を交わした経緯を説明した
それでも「それっきり会わなくて」と中尾。ただ「それでちゃんと実行してくれたのは親方だけ」だといい、「(65歳の時に)連絡場所を調べて、連絡して、“いいですよ!”って(ことになった)。旭川に弟さんのちゃんこ鍋屋さんがあって、(中尾の)スタッフもみんな30人ぐらい、北の富士さんもちょうど自分のゴルフのコンペで20人ぐらいいて(合流して)」と盛大なパーティーになったという。
さらに、中尾は「それで味しめちゃって」とニヤリ。今度は80歳の時のために、再度誓約書を交わしたことも明かした。