女優の上白石萌音(24)が6日放送のNHK「LIFE!春」(金曜後10・00)に出演し、両親に「俳優になりたい」と打ち明けた際に言われた言葉を明かした。
番組では特別企画として「子ども川柳」が行われ、視聴者から投稿された「親にだけ 夢語れない 十六歳」という俳句を紹介。これに上白石は「私は初めて俳優になりたいって言ったとき、すごく大人の対応をしてくれた、親が」と両親に夢を打ち明けた時を振り返った。
「大人の対応」について聞かれると「楽な世界ではないと思うよ」と、当時小学6年生の上白石に伝えたという。また「一握りの人しかご飯が食べられない世界だよ。それについてどう思うの?ちょっと考えなさい」と頭ごなしに否定はされなかった。
上白石は「応援されないかもという怖さはやっぱりあるじゃないですか、親に何かを話すときって。でも、親の聞き方みたいなもので、見えなかったものが見えたり、逆に救われたりとか」と振り返った。この両親の対応に内村光良は「抜群だね。親御さんの距離感」と絶賛した。