米映画「ゴースト」(90年公開)を当時4回鑑賞したという上沼は、「最後で異常なくらい泣いたんですよ。あの時、好きな人いたもん。まあ言うたら、不倫ですね」と回想した。
爆弾発言をあまりにさらりと投下したため、反応が追いつかない共演のモンスターエンジン・西森洋と同局・北村真平アナに「人が年寄りや思ったら“好きにほざけ”みたいな表情やめてくれる?“不倫ですか!”“生放送で言うてええんですか!?”とか言わんか?」と不満をぶつけた。「実は好きな人いました。気持ちだけよ。でも本気やった。一緒にオーストラリアも行ってん」と驚きの告白を続けた。
「え、海外ですか?」とさすがに驚く北村アナに「ロケよ」と返答。「真平ちゃん知ってると思うわ。ここの局の人でね。もう外国人みたい。しゃれてて、えみちゃん、えみちゃん言うてくれて。もう胸キュンやってん。私もええ歳やったけど、乙女の心になるんよ」と振り返った。
相手にも妻子がおり、「新大阪で家族といた時にあいさつして、若い奥さんにちょっと嫉妬しましたね。でもその後、離婚した」という。「離婚されたからって、よっしゃ一緒になろうと思ったわけではないよ。でもステキでした」と恋心をのぞかせた。
男性が上沼の番組を外れてからも連絡は取っていたといい、「“今何してるんですか?”って聞いたら、“葉巻をくゆらせてバーボン飲みながらクラシック聴いてる”って。そんな人います?海外スターみたい」と懐かしんだ。
男性を知る北村アナも「社内外からもすごく評判のいい人で。関西離れ、日本人離れしためちゃくちゃダンディーで、孤独な感じも似合う人」と評した。
ただ、男性はその後「星になっちゃったの。重い病気になられて50歳で旅立たれたの。お葬式も伺いました。寂しいな。人間は儚いな。50は早かった」と悼んでいた。