三雲孝江 ロシア軍“大量虐殺”情報に「こういう映像をちゃんとロシアの皆さんにも見ていただいて」

 フリーアナウンサーの三雲孝江(67)が4日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領は、首都・キーウ(キエフ)周辺で、多くの市民が殺害されたことについて「大量虐殺だ」とロシアを非難したことに言及した。

 人口約3万7000人のブチャだけで280人の遺体を集団埋葬したとフェドルク市長が2日明らかにした。14歳の子供も殺害されたという。路上では平服姿の市民の遺体が多数散らばっているのが確認された。ゼレンスキー大統領はキーウ周辺の惨状を「ジェノサイド(大量虐殺)だ」と非難し「後ろ手に縛られて殺害された人や拷問を受けた子供もいた」と訴えた。一方、ロシア国防省は、殺害されたとする市民の映像について「死後硬直が見られず、ウクライナ側が西側メディア用に制作したもの」と主張した。

 三雲は「一方では、ロシアの中ではプーチン大統領の支持率が高止まりしているというか…調査の方法は置いておいて本当にロシアの方たちがこれを受け止めてないわけですよね。だからこういう映像をちゃんとロシアの皆さんにも見ていただいて、傷を共有していただいて、情報として受け止めてほしいですね」と自身の思いを話した。

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