9月30日に死去した落語家の三遊亭円楽さん(享年72)のお別れの会が2日、都内のホテルで開かれ、日本テレビ系演芸番組「笑点」の出演者や友人、仕事関係者らゆかりの約600人が出席した。
「笑点」の円楽さんのイメージカラーだった紫色の花と10枚の座布団を模した祭壇には、昨年8月の国立演芸場での高座と笑みをみせる写真が飾られた。所属事務所の意向で、生前の円楽さんが好きだった寄席のにぎやかな雰囲気を会場に再現。林家たい平(57)が司会を務めた。
祭壇横のステージではゆかりの仲間が出ばやし、めくりとともに登場。「笑点」メンバーのほか、かつての弟子だった伊集院光(55)や、瀬古利彦氏(66)、小泉進次郎衆院議員(41)らの姿もあった。長男の会一太郎(35)は「『大好きだよ』と言える父だった。父ちゃんありがとう」と天国に語りかけていた。