三谷幸喜氏“盟友”猿之助の緊急搬送、両親死亡にショック「なんでこんな決断を…悲しいし辛い」

 脚本家・三谷幸喜氏(61)が20日放送のTBS「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送、父で歌舞伎俳優・市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)が死亡したことについて言及した。

 猿之助が都内の自宅で倒れている状態で発見され、段四郎さんと延子さんの死亡が判明してから一夜明けた19日、3人が一家心中を図った可能性があることが分かった。猿之助が警視庁の聴取に両親と「家族会議をした。家族で死んで生まれ変わろうと話し合った」と説明していたことも明らかになった。両親は司法解剖の結果、向精神薬中毒で亡くなった疑いがある。

 三谷氏は、自身の作品で猿之助を多く起用。22年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも謎の僧・文覚として“怪演”を披露した猿之助に大きな反響があった。

 TBSの安住紳一郎アナウンサーから「三谷さんはこれまでに2回歌舞伎の演出をされてますが、両方に猿之助さんが出演されています。エンターテインメントに関する考え方も近く“盟友”という言われ方もしますが」と問われると、三谷氏は「あんまり俳優さんとお付き合いすることはないんですけど、なにか通じるところはあって。事あるごとにお話しさせていただいていた」と沈痛な表情をみせた。

 「僕の知っている猿之助さんは、少年のように無邪気だし、少年のように意地悪だし、少年のように気まぐれだし、少年のように満ちあふれていて。みなさんが仰っているように天才であることは間違いなくて」と、演技に全幅の信頼を置いていたという。

 また「今回の件については、いろんなニュースを見ましたけど、まだわからないじゃないですか。ただ、何が一番腹が立つかっていうと、猿之助さん自身に対してです。これから彼が作るはずだった名作舞台が、ゼロになったわけですから。これだけの才能があって、なんでこんな決断をしたのか…悲しいし辛いです」とも語った。

 最後は「この陰惨な事件の唯一の救いは、彼が生きてること。どうなろうとも、帰ってきて欲しい。僕らはずっと待っているだけのような気がします」と復帰を祈っていた。

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