脚本家の三谷幸喜氏が1日、司会を務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演。母親の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助容疑で6月27日に逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助(本名、喜熨斗孝彦=きのし・たかひこ)容疑者(47)について、コメントした。
今回の逮捕劇について聞かれた三谷氏は「さっき、名跡の話が出ていたじゃないですか。猿之助さんは四代目。周りの人はみんな猿之助さんと呼ばずに四代目って呼んでましたね。それだけ敬意を持って接していた」と振り返ると、「僕は照れくさいから(猿之助容疑者を)四代目とは呼んでなかったけど、何かそれをすごく感じましたね」と話した。
司会の安住紳一郎アナウンサーに「三谷さんの脚本を書かれた作品も配信停止という形になりました」と、昨年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の配信停止などについて聞かれると「何なんですかね。僕は大河ドラマを3本やったんですけど、結局、今のところ、3本とも配信停止。何も悪いことしてないんですけど」と正直に発言。
「あと大泉洋の出ている大河ドラマも3本あるんですけど、全部配信停止になってしまいまして。大泉洋、はしゃぎ過ぎのとこありますんで、でも、あいつが悪いわけじゃ全然ないですからね」と続け、「配信っていいシステムだと思うんですよ。ドラマを全部、自分の好きな時間に見られるんで。こんな素敵なシステムがあるのだからこそ、きちんと一般の人たちにも味わえるようになってほしいんだけど、中々、そういかない。いろんな事情があるのは分かるんですけれども、ただ、何か容疑者でしょ、今のところ。刑が確定したなら分かるんだけど、容疑者の段階でそこまでしちゃうのかなって、少し理不尽な感じはしますけどね」と話していた。