三谷幸喜氏、上岡龍太郎さんを悼む「心に残る言葉をたくさん残して下さった方」…横山ノックさん追悼スピーチを激賞

 脚本家の三谷幸喜氏が3日、司会を務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演した。

 この日の番組では、人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の司会などで活躍した元タレントの上岡龍太郎(かみおか・りゅうたろう、本名・小林龍太郎=こばやし・りゅうたろう、享年81)さんが5月19日に肺がんと間質性肺炎のため大阪府の病院で死去したことを伝えた。

 上岡さんについて三谷氏は「僕はお会いしたことはないんですけど、今でもYouTubeとかを見ると、上岡さんの映像がたくさん残っていて、見ると、本当に素晴らしいんですよ。いい言葉もたくさん残してらっしゃるし」と話すと、「一番印象に残っているのは『人間は19歳から25歳の間に得た知識で残りの人生は決まるんだ』というので。僕は本当にその通りだと思うし、そういう心に残る言葉をたくさん残して下さった方です」と続けた。

 「すごく毒舌で鋭いトークをされる論理的な方なんだけど、よくよく聞くと、ところどころに何か感情的な部分があったり、ムキになったりとか、それもまた計算されてるんだと思うんだけど、だからこそ温かいという…」と続けた三谷氏。

 「ずっと一緒にやってらっしゃった横山ノックさんが亡くなってお別れの会の時に上岡さん引退されていたけど、久々に出て来られて、そこでスピーチをされるんですけど、そのスピーチがあらゆる弔辞の中で最も優れたスピーチと思っていて」と話すと、「一切、メモを見ずに、だけど、ものすごくきっちり構成されていて、笑えて、泣けて、感動して、しかもノックさんは亡くなる前に事件を起こされていい評判ではなかったけれども、でも、あのスピーチを聞くと、みんな、ノックさんのことが好きになる。そこまで計算されて作られたすごいスピーチだったですね」と続けていた。

 番組では、「ノックさん、あなたは僕の太陽でした」から始まる2007年の、その追悼の言葉をノーカット放送した。

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