英国出身の世界的なロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」が、ニューアルバム「ハックニー・ダイアモンズ」を10月20日に全世界同時リリースすることが6日、分かった。ストーンズのオリジナルアルバムは2005年の「ア・ビガー・バン」以来、実に18年ぶりで、オリジナルメンバーでドラマーのチャーリー・ワッツが21年8月24日に80歳で死去後、初めて発売されるアルバムとなる。
「ハックニー・−」は12曲入り。日本盤限定でボーナストラック1曲が収録される。レコーディングは米ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマはナッソーのサンクチュアリ・スタジオ、米ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、ザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなどで行われた。
ストーンズのミック・ジャガー(80)、キース・リチャーズ(79)、ロニー・ウッド(76)と、ニューヨーク出身のプロデューサー兼ミュージシャンのアンドリュー・ワットは初コラボ。ワットは21年の米グラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しており、これまでパール・ジャム、イギー・ポップ、エルトン・ジョンなどを担当した。アートワークはデジタル・アニメーターのパウリナ・アルミラ。
「ハックニー・−」はCD(デジパック)、CD(ジュエルケース)、CD+ブルーレイボックス・セット、LPの4形態で発売され、発売1週間前の10月13日には「アングリー」のCDシングルも発売される。