3ピースロックバンド「打首獄門同好会(うちくびごくもんどうこうかい)」は8日、チケットやグッズの転売ヤー対策として「買う側も敵視します」と公式X(旧ツイッター)で表明した。
ギターボーカル大澤敦史がつぶやいている公式アカウントで、声明を発表。「『買うのも同罪』とハッキリ申し上げます」と強調した。理由として「買う人間が現れれば、転売する人間が得をします。得をすると学べば、ますますその市場に入り込んできます。まず真っ当に購入したい人にとっての障害がますます増えます」などと説明。チケット会社も対策のために余計な経費がかかり、アーティストや運営側に利益が生じないことも挙げた。
その上で、転売ヤーからの購入は「完全に迷惑」と一刀両断。「売る側はもちろん、それをわざわざ買う側も『敵』と見なします」と注意喚起した。バンドは過去にもXで、転売ヤーから購入しないように何度も呼びかけている。チケット不正転売禁止法では、違反者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金、または両方を科すことを定めている。