お笑いコンビ「ロザン」が、社会問題となっている外食チェーンの〝迷惑動画被害〟について持論を展開した。
3日にユーチューブチャンネルを更新。回転すしチェーン「スシロー」では、男子高校生が湯飲みや醤油ボトルの口をナメ回す動画を投稿し、これが拡散され大騒動となっている。スシロー側は迷惑行為の当事者と保護者の謝罪を受けたが、警察に出した被害届は取り下げない方針。「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処する」としている。
菅広文は一連の報道について「迷惑行為をしているお寿司屋さんにモザイクがかかっていなくて、(迷惑行為をした)本人にモザイクがかかっている。逆じゃない? 店側からしたら拡散されたくない。でもテレビが拡散している。心情的には本人のモザイクは取った方がいい。だって悪いと思ってやってないんやから。そこにモザイクかける必要性あるの?」と問題提起。
これに宇治原史規は「1つは本人が未成年ということ。それはモザイクかけないといけない。しかも容疑者ではないので、余計に出せない」と冷静回答した。
スシロー側の損害についても話は及んだ。宇治原は「民事の方はハードル高い。迷惑行為によってどれくらい損害が出たか、わからない。ただ、株価は下がったので証拠になる可能性ある。(これが認められれば)とんでもない賠償を食らう可能性がある」と指摘。
一方の菅は一抹の不安を覚えているという。
「株価上がるかもしれん。味方になる人、こういうことになったから行かれる方も多い。そしたら売り上げ変われへん可能性ある。何でやねん!ってなるよ。損害出ているけど、好きな人が補填している。あれ、抜け道よね」
株価が上がれば、迷惑行為の悪質性が薄れてしまうかもしれない。菅は最後まで納得いかない様子だった。