お笑いコンビ「ロザン」が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新。今月16日に牛丼チェーン「吉野家」の伊東正明常務(企画本部長)が、早稲田大学日本橋キャンパスで開かれた社会人向け講座で不適切な発言をしたことについてコメントした。
問題となったのは、早大主催「デジタル時代のマーケティング総合講座」の初回講義。18日に謝罪した吉野家によると、伊東氏は「不適切な表現で不愉快な思いをする方がいたら申し訳ない」と前置きした上で、若者を牛丼好きにするための戦略について「地方から出てきた生娘さんが、初めて(吉野家を)利用して、そのままシャブ漬けになるような企画」と表現した。19日、吉野家は伊藤常務の解任を発表し、「コンプライアンス遵守の徹底に取り組んでまいります」などと、公式サイトにつづった。
ニュースに「ドン引き」したと話す「ロザン」菅広文(45)は「問題発言がなくても講義としても0点。(切り口が)古ない?」とバッサリ。宇治原史規(45)も「あれだけの大企業のそういう役職の方が、そういう風なマーケティングなんやって。びっくりした」と批評した。
また、「女性蔑視」という切り口で報道されていることについて宇治原は「男性蔑視でもあるんちゃうかな。ステレオタイプの男をつくってしまっている。若い女の人が好きで、お金を払っておごらせて、モテようとしているっていう男を」と独自の見解を示した。