第2子を妊娠中の歌手リアーナ（35）が、12日に米ロサンゼルスで開催された第95回アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされていた「ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー」の主題歌「Lift Me Up」を披露した。
リアーナは先月、NFLの王者を決めるスーパーボウルのハーフタイムショーでも圧巻のパフォーマンスを披露し、ふっくらしたおなかで妊娠をサプライズ発表したばかり。
同曲はリアーナにとって6年ぶりとなる新曲で、2020年に死去した「ブラックパンサー」（18年）で主演を務めた俳優チャドウィック・ボーズマンさんにささげる歌として知られる。パフォーマンス前には同作でオコエ役を演じる女優ダナイ・グリラがリアーナを紹介し、高揚感のあるパフォーマンスと力強い歌声で観衆を魅了した。
歌曲賞はインド映画「RRR」の「Naatu Naatu（ナートゥ・ナートゥ）」が獲得し、リアーナは受賞を逃した。
リアーナは授賞式前のレッドカーペットでは、おなかのふくらみを強調するドレスで登場して腹部に手を当ててポーズを取るなど幸せそうな様子を見せていた。また、レッドカーペットに登場する前はロングTシャツにズボンをはかない流行りの「ノーパンツ」ルックで会場入りする姿も目撃されていた。
リアーナは授賞式でのパフォーマンスに先立ち、自身のインスタグラムに「弟か妹は行けるのに、自分は当日連れて行ってもらえないと知った息子」とキャプションを添え、今にも泣き出しそうな息子の写真を投稿して話題になっていた。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
