お笑いタレントのラサール石井(68)が22日「X」(旧ツイッター)を更新。能登半島地震の被災地入りしたれいわ新選組の山本太郎代表に関する投稿に持論を展開した。
山本氏は地震発生後に被災者の声を聞くため現地で松葉つえをつきながら、被災者と話をし、ボランティア活動をし、被災地にとって必要なことを訴えるなどした。
この行動には賛否を呼び、日本維新の会・音喜多駿参議院議員は、山本氏の松葉つえ姿の画像を引用し「自らの身も守れない状態=松葉杖をついてわざわざ被災地に行くのは、災害現場の常識では考えられない」「自分の身を顧みずに現地に行くのが正義という誤ったヒロイズムには警鐘を鳴らし続けるべき」などと批判した。
ラサールはこの投稿に対し「地震発生直後、台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方の映像を見た。瓦礫の下の生存者を救出していた。『行くな』の号令がなければ、自衛隊が一万人入っていれば、低体温症で亡くなる人を助けられたのでは」などと持論を展開。
その上で「被災者は、部屋で叫ぶ人と現地を松葉杖で歩く人とどちらに共感するだろうか」と訴えかけている。