ラグビーW杯で日本代表の1次リーグ最終戦となるアルゼンチン戦を応援する「ラグビーワールドカップ2023フランス大会 パブリックビューイング」イベントが8日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで開催され、吉本所属の中川家やケンドーコバヤシ(51)らラグビー大好き芸人が集結した。
勝者が1次リーグを突破する大一番は27―39で敗れ、敗退が決定。それでも、会場は日本代表を応援する約200人の熱いファンで埋まった。
試合前のトークセッションで中川家の礼二(51)は「応援するだけなんですけど、めちゃくちゃ緊張します。大いに期待できると思います!」と力を込めた。コバヤシは「祈っています。もう今日勝ってくれるんやったら俺の不祥事が発覚してもいい!」と言い切って会場を沸かせた。
レイザーラモンRG(49)が”持ちネタ”のリーチマイケル選手のモノマネで登場すると観客は爆笑。「パンツと靴下は本物のリーチさんからいただいたものです」と自慢げに明かすと「え〜⁉」と驚きの声があちこちで上がった。
試合が始まると芸人らは観客席の前列に移動し、ファンらと一緒にスクリーンに見入って日本代表を応援した。前半は14―15と1点差でリードを許す展開。日本代表がトライを決めるたび、拍手と歓声に会場は沸いた。手に汗握る熱戦の末、27―39で敗れた。
試合終了直後は残念な空気が流れる中、礼二は「悔しいけど、4年後にやってもらうしかない。実力の差が後半に出たかなという感じ」と言えば、兄の剛(52)も「アルゼンチンは個々の選手が強いですね」とうなずいた。コバヤシは「今からフランス行って、応援してきていいですか?」とボケをかました。
スリムクラブの真栄田賢(47)は「途中までいい試合だった。日本もだいぶ(世界の)トップに近づいている。惜しかった!」と日本代表にエールを送った。