ユーロスペース、坂口拓の主演映画を公開中止「詳細は後日、お伝えします」と発表

東京・渋谷の映画館「ユーロスペース」が、3月23日より公開予定だった映画「1%erワンパーセンター」の上映を中止することを発表した。

同映画は、園子温監督(62)の性加害に加担したとの疑惑が報じられたアクション俳優の坂口拓(48)が主演している。

「ユーロスペース」公式X(旧ツイッター)アカウントは2日、「スタッフ有志一同」としてメッセージを掲出。「当該作品の主演・坂口拓氏には園子温監督の性加害に加担した疑惑が報じられており、本人は無実を主張しているものの、未だ問題に決着がついていません」と坂口を取り巻く疑惑の経緯を振り返り、「被害に遭った方々への二次加害などを考慮すると、お客様に説明がないままの上映は妥当でなく、スタッフからも延期または中止を求めております」とスタッフ側は上映中止を希望していることを明かした。

「1%erワンパーセンター」の上映をめぐり同映画館に批判が寄せられていたが、「今回の一報により、普段からお世話になっている方々に失意の念を抱かせてしまったこと、大変残念に思っております。この事実は消えませんが、当館の信頼回復、また映画上映全体の環境改善に向けて関係者一同一丸となり、ひとつずつできることをやっていく所存でございます」と謝罪した。また、「こちらのコメントは、劇場責任者に了承を得て投稿いたしました。引き続き関係者一同で協議を進めていきます」と責任者の了承を得た上での投稿であることを伝えている。

その後、「ユーロスペース」公式Xは、「ユーロスペース支配人 北條誠人」の署名のもと、「映画『1%er』の上映を中止します。詳細は後日、お伝えします」と発表した。

「週刊女性」および「週刊女性PRIME」は2022年4月、約10年前に俳優を集めた飲み会を自宅で開催した俳優Tが参加した女優を後日、園監督に引き合わせた結果、性加害につながったなどと報じた。それを受けて坂口は自身のユーチューブチャンネルに動画を公開。俳優Tが自分であると認め、「私としては全く後ろめたいことはなくて、応援したい役者さんを飲み会の場を通じて縁が広がったり、仕事がつながったり、頑張ってくれたらいいなという思いだけでした」と謝罪した。園監督は、報道内容に事実と異なる点が多々あるとして、主婦と生活社に損害の賠償と謝罪広告とインターネット上の記事の削除を求める訴訟を提起し、今年4月、同社が記事の「全文削除」を受け入れ、「和解により解決」したと報告した。

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