タレントのモト冬樹(72)が12日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜午前5時)の「一般社団法人終活協議会presents生島ヒロシのいきいき終活」コーナーにゲスト出演した。
パーソナリティー生島ヒロシ(73)が「元々、モト冬樹さんはですね、中学時代にベンチャーズに憧れてテケテケテケテケ…」と紹介すると、モトは「家庭的には音楽と全然、関係ない家でしたから…。はい、うちの兄貴(タレントのエド山口)がね。中学3年生の時にギターを買って来て、それがキッカケで夢中になっちゃいましたね。うちの兄貴が切り開いてくれたようなものですね」とギターにハマった経緯を説明した。
生島が「だけどまあ、トークはね。エドさんとか、ホントにもうしゃべりは速かったし」と水を向けると、モトは「いまだにすごいすよ。マグロみたいに。しゃべってないと死ぬみたいな人ですから、あの人。しゃべり続けてるから…」と笑った。
生島が「そしてビジーフォー。ものまね王座決定戦が大きかったですかね」と質問すると、モトは「そうですね。あれで皆さんに認知していただいたっていうのは本当に大きかったですね。あれがあったから、まだこうやって仕事できているというのがありますね」。
生島が「モト冬樹さん。ローズマリーとしてバンド活動を始めて、去年で50年を迎えたと言うことで…。改めて半世紀ってすごいですよね」と言うと、モトは「いや、すごいですね。あんまり先のことを考えるタイプじゃなくて…。1年、1年、一生懸命楽しいことをやってきたら結構、こうだったという。だから今の若い子なんかは10代の頃から『私は歌手になるんだ』って言って、歌手になって来た子とかいるじゃないですか。それこそ安室(奈美恵)もそうだし。偉い、偉いなと思って見てましたよ。目標立てて歌手になってくる。すげえな! 俺は何も考えてなくて好きなことを1年、1年やってきただけで、いまだに…確かにそうですね。先のこと考えてもしょうがねえなってタイプで。1日、1日、楽しく一生懸命ね、生活するっていうのが一番だと思っているタイプですね」と振り返った。
その他、2月20日に81歳で亡くなった女優の山本陽子さんとの舞台共演時の思い出話や、中学生時代のフランス語家庭教師の“恩人話”で盛り上がった。
モトは19日も登場する。