モト冬樹 芦原妃名子さん訃報に私見「原作者が作品の主旨や思いを守ろうとするのは当然なこと」

 タレントのモト冬樹(72)が31日までに自身のブログを更新。ドラマ「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんの訃報について言及した。

 モトは実写化の脚本をめぐるトラブルについて触れ、「原作者は自分の作品に対して その作品の主旨や思いを守ろうとするのは当然なことであって、それに意見することを 周りは原作者に申し訳ないと思わせては絶対にいけない」と強調。

 「両方の立場で微妙な考えの違いが生ずるのはしかたがないこと」としつつ、「なんでもっとコミュニケーションをとらなかったんだろう それには実際に会って人同士が意見を交わしあうしかないと思うんだけど」と持論を展開した。

 続けて「だから俺はリモートってのもあまり好きではない 微妙なことがわからないし、その微妙なことこそ大事だと思うんだけど」とつづり、「今後こんな痛ましいことが起きないことを願うしかない」と締めくくった。

 芦原さんは今月26日に更新した自身のXで、昨年10月期にドラマ化された「セクシー田中さん」の脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。小学館の担当者を通じて当初提示していた「必ず漫画に忠実に」「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意する」などの条件が反故になっていたとしていた。29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。

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