米映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いた女優ミシェル・ヨー(60)が27日、19年来の婚約者と結婚したことが明らかになった。
米ピープル誌によると、お相手はフェラーリの元CEOジャン・トッド氏(77)で、04年に上海で出会ってすぐにひかれあい、交際からわずか1カ月後に婚約していたという。
フェラーリのF1ドライバーとして活躍するフェリペ・マッサが、自身のインスタグラムに2人の結婚式に出席した際の写真を投稿。その中には出席者に配られたプログラムの写真もあり、「プロポーズしてから6992日後の2023年7月27日に(スイス・)ジュネーブで愛する家族と友人たちに囲まれて、特別な瞬間を祝えることをうれしく思います」とメッセージがつづられているのが確認できる。
トッド氏は、ヨーが今年3月にアジア系として初めて主演女優賞に輝いた際もそばで見守っていたという。結婚式では、ヨーがオスカー像を手に記念撮影する様子もマッサが公開している。
ヨーは香港の実業家ディクソン・プーン氏と1988年から91年まで結婚しており、これが2度目の結婚となる。一方のトッド氏は初婚だが、元恋人との間にレーシングドライバーの45歳の息子がいる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)