マルシア 母の介護生活で1番困ったこととは…1カ月で体に悲鳴「胃が痛いのを味わったのは初めて」

 歌手のマルシア(54)が29日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV」(月〜水曜後8・00)に出演。ブラジルで暮らす母親との介護生活で“最も苦労した”というエピソードを披露した。

 マルシアは昨年、脳梗塞で倒れた母セシリアさんを介護するためデビュー以来初めて2カ月の長期休暇を取得し、ブラジルに里帰り。後遺症により右半身が自由に動かせなくなってしまった母と過ごした2カ月間の介護生活を明かした。

 母親が倒れた直後、マルシアはミュージカル全国公演の真っ只中。知らせを受けてもすぐに駆け付けることが出来ず。コンサートの日程も入っていたので(母が倒れてから)1カ月後にようやく会いに行けたことを報告した。

 「100%母中心にと思ってブラジルに帰ったんですが…」と全力サポートに意気込むも介護生活は苦労の連続。介護で大変だったことを聞かれると「1番困ったのは夜に寝ないこと。今まで母はバリバリ仕事をしてきた人。つまり彼女の時間は朝4時に起きて仕事いって、ちょっと昼寝して何か好きなことをやる。それが体内時計になっているので必ず(夜は)起きていて名前を呼ぶんですよ」と話した。

 そうした慣れない介護生活は1カ月で体に悲鳴。「(あの時は)自分自身を見失ってしまった。胃が痛いのを味わったのは初めて。もう立ってられなくて2日間寝込んでしまって…妹からは“本当に何しに来たんだ!!2人も病人の面倒はみれない”と言われてしまった。寝る時間って本当に大事ですよね」と日々の疲労とストレスからダウンしてしまったと説明。

 この結果“全力投球”だった介護を変えざる得なくなり「自分の疲れ具合によって母とは距離を置こうと決めた。つまり自分だけで抱え込まない。全部やりたい気持ちはありますよ。だけど100%は無理」とコメントした。

 続けて「ちょっとでも自分ファーストにしないと自分がダメになってしまう。もちろんプロに助けてもらってますが結局、妹が母の面倒をみてくれている状況なので、その言葉を妹に言ってる。今は母より妹のメンタルケアをしている気がします」と話した。

 最後に介護生活を送る全ての人達へ向け「100%はいらない。とにかく無理しないこと」と呼びかけ。「一緒になってモチベーションを上げることが大事かなと」と自身の経験を振り返った。

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