昨年10月に始まり、さまざまな話題を呼んだ米歌手マドンナ(65)の「セレブレーション・ワールド・ツアー」が4日夜、ブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチでフィナーレを迎え、公演の舞台となった野外会場には42年間にわたる自身キャリアで最大となる約160万人が詰めかけた。
米ニュースサイト「TMZ」によると、大ヒット曲「ライク・ア・ヴァージン」のパフォーマンスでは、会場の160万人がマドンナの歌に合わせて大合唱する場面もあり、地響きのような大音量が周囲に鳴り響いたという。
2012年以来となった今回のブラジル公演は入場無料だった。
これまでマドンナの単独公演1回での最大集客数は1987年、パリ公演での約13万人だった。
TMZによると、コパカバーナ・ビーチでは2006年、英ロックバンド、ローリング・ストーンズの公演に120万人が集まったが、今回のマドンナはその記録を更新した。
ちなみに歴代最大の単独公演は1994年の大みそかに同ビーチで行われた英ロック歌手ロッド・スチュワートによる無料コンサートで、約400万人が集まり、ギネス世界記録となっている、