タレントのマツコ・デラックス(50)が15日放送のTBS「マツコの知らない世界」(火曜後8・57)に出演。子供の頃に「度肝を抜かれた」アイドルについて語った。
この日の番組のテーマは「80’s Japanese POPSの世界」。1980年代の名曲をリエディットして世界的に人気を博している、韓国出身のDJ・Night Tempoをゲストに迎え、海外でブームとなっている“80年代ポップス”の魅力を語り合った。
番組の最後には、Night Tempoが大ファンだという菊池桃子がスペシャルゲストとしてサプライズ出演。菊池がボーカルを務めたロックバンド「ラ・ムー」が、シティ・ポップブームによって再び脚光を浴びていることが話題となった。
1988年、大人気アイドルだった菊池がロックに“転身”したことは大きなニュースとなった。当時10代だったマツコは「あの頃の日本って、凄いアイドルだったのにそれに挑戦させる。今だったら怖いというか想像すらしないと思うのよ。あれができちゃうって、芸能界も含めていろんなチャレンジをする国だった」と振り返り、ラ・ムーについて「今見たら画期的よ。ちょっとソウルっぽいのよね」と話した。
菊池が「遊び心が減ってきたのか、リスクをとらなくなってきたのか…」と分析すると、「ラ・ムーは遊び過ぎですけどね。度肝抜かれましたもん、子供ながらに」とマツコ。菊池は、Night Tempoによって世界で再評価されていることについて「Night Tempoさんの功績って凄く大きい」と感謝。自身の声にコンプレックスを持っていたことを明かし、「外国の方が3、4年前からメッセージをくれるようになって“あなたの声が好きです”って。自分で嫌いだったはずの声を肯定してもらっていることが凄くうれしい」と語っていた。