タレントのマツコ・デラックス(49)が15日放送のテレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」(金曜後8・00)に出演し、モテることの「地位が下がっている」と分析する場面があった。
1日だけ好きなように過ごせるならどうしたい?との話題。マツコは「テレビで言えないことばっかりしか思いつかない。ものすごいキレイな女性になって、逆ナンして…」と、キワドイ発言で盛り上げた。この話の流れで、有吉弘行が「世界一モテるような人がいてもさ、今のこのご時世じゃあんまり魅力を感じないだろうね」とコメントすると、マツコは「モテっていうものの地位が下がってきているよね」と持論を展開した。
先月、内閣府の男女共同参画白書で明らかになった「20代男性のデート未経験者が約4割」とのデータに触れ、「あれって、奥手なわけでも興味があるとかないでもなくて。(モテの)優先順位が下がっているんだよね」と指摘。現代社会でポピュラーになった、ゲーム・YouTube・TikTokの存在を挙げ、「全部やっていたらそれで何となく幸せで。お金がかかる恋愛をわざわざしようと思わないんだろうね」と、どこか寂しげに話した。
さらに「この洋服が流行っています、この髪形が流行っています」という言葉も昔ほど聞かなくなったとし、「あれ(流行っています)ってモテの部分がデカイじゃない。本当に優先順位が下がっているんだろうね。私ら世代はすぐそっちに行っちゃうんだけど、モテのほうに」と語っていた。