タレントのマツコ・デラックス(51)が、24日放送のテレビ朝日系「マツコ&有吉 かりそめ天国SP」(後8・00)に出演し、フルーツの糖度増加傾向に自身の見解を示した。
かつては甘みとともに酸味が強かったフルーツも、最近は品種改良が進み、糖度が高いものが多く出回るようになった。有吉弘行が「難しいね。うまいからね、甘いの」と話すと、マツコは「慣れたよね。甘いやつに」と同意。「今、突然あのすっぱいのが来たら、驚いちゃう。昔はイチゴとかに練乳とかをかけて食べてたけど、グレープフルーツにお砂糖をかけて食べるのが普通だった時代じゃん?今さら練乳かけないと食べられないイチゴ出されたら、うわってなっちゃう」と、昔を懐かしみながら語った。
長年の品種改良によって、甘いフルーツが増えてきた昨今。有吉が「努力して努力して糖度を上げて下さっているからね。また戻せとは言えないでしょう」と理解を示す一方で、マツコは「ただ、こんなもんでいいですよ。これ以上だと、さっぱり感がなくなってくるよね。今ですらスイーツくらいあるじゃない。今くらい(が限度)じゃない?」と指摘した。
マツコが劇的な変化を感じるフルーツは、ブドウだという。中でもシャインマスカットは、ヨーロッパの品種と米国の品種の良さを掛け合わせてできたハイブリッドフルーツとして、06年に流通を開始。20年にはブドウ品種の中でトップになり、今世紀最大のヒットと言われているという。マツコは「ブドウが一番変化したね。種なしで皮も食べられて、今は1房食っちゃうもんな」と絶賛していた。