タレントのマツコ・デラックス(51)が、23日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋 49年目突入SP」(後7・54)に出演し、同番組の過去の映像に驚きの声を上げる場面があった。
1976年にスタートし、今年で49年目に突入。前人未踏の大台まであと1年と迫った。司会の黒柳徹子は「『徹子の部屋』が始まって49年目になりますが、始まった1976年の映像が最近、見つかったんです」と説明した。
同番組の大ファンでもあるマツコは、「私ね、昔怒ったことがあるんです。テレビ朝日に。“そういうのをいっぱい見たい”って言ったら、テレビ朝日は全部取ってなかったっていうの」と告白。同局に全番組の映像が残っていないという。
すると黒柳は「お金がなかったんですって」と、あっさり理由を説明。マツコは「じゃあ、しょうがないですね…」と引き下がるしかなかった。
番組では、シャンソン歌手の故・越路吹雪さんが、自ら録画していたという放送開始当時の映像を入手し、一部を放送した。マツコは「越路さんご本人が録画したものをお借りしたの?すごい…」と、拍手しながら見入っていた。
当時の黒柳は、若草色のワンピース姿で、トレードマークの玉ねぎ頭は健在。黒柳は画面向かって左、越路さんは右に座っており、現在とは逆位置だった。
また当時は、番組ゲストとはまったく関係のないクイズコーナーも放送されていた。映像を見たマツコは「ゲストの方が答えるんじゃなくて、一般の方が?そんなことやってたの?」と、驚きを隠せない様子だった。