【ブリュッセル共同】オランダの世界的な名門オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は10日、フィンランド出身の若手指揮者クラウス・マケラさんが2027年から首席指揮者に就任すると発表した。
18年にセクハラ問題を理由にイタリア出身の指揮者ダニエレ・ガッティさんが解任されて以降、空席となっていたため、誰が就任するか注目されていた。
現在、パリ管弦楽団の音楽監督を務めるマケラさんは「コンセルトヘボウ管弦楽団の音を一度聴けば永遠に敬服するようになるだろう。(その音を)守り、将来の発展に貢献する責任を負うことを光栄に思う」と述べた。