大手レコード会社「ポニーキャニオンは３０日、アーティスト「ｌｕｚ（ルス）」と契約解除したことを発表した。契約解除理由はｌｕｚが違法薬物所持の疑いで逮捕されたこと、とした。
一部報道で、ｌｕｚが違法薬物の所持で逮捕されていたと報じていたが、ポニーキャニオンは公式サイトで「違法薬物所持の疑いで逮捕されたことにつきまして、関係者の皆様並びにファンの皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。一部報道のとおり、ｌｕｚが違法薬物所持の疑いで逮捕されたことは事実」と謝罪した。
迅速な公表に至れなかったことに関しては「弊社といたしましては、直ちに厳正な措置をもって臨むべきと考えておりましたが、ｌｕｚの所属事務所である株式会社ＥＳＰＥＲＡＮＺＡ及びｌｕｚの代理人弁護士より、違法薬物所持の経緯をふまえ、ｌｕｚ本人の同意を得ずに逮捕事実を公表することは人権侵害であり、違法性を帯びる可能性が高い旨の指摘を受けておりました」とつづった。
その後も、公表に向けた準備を進めていたようだが、「このたびの一部報道により、逮捕事実が公表されることとなりましたため、違法薬物所持の経緯にかかわらず、逮捕事実をあらためて重く受け止め、本日付でｌｕｚとの契約を解除し、弊社からリリースしているｌｕｚ本人名義の作品につきましては、『ＣＤ／グッズ商品の出荷停止』『音楽配信停止』を順次進めてまいります」とした。
４月２０日に予定していた配信ライブ「ｌｕｚ ９ｔｈ ＴＯＵＲ ‐ＡＭＵＬＥＴ ＣＥＲＥＭＯＮＹ‐ ＯＮＬＩＮＥ」と開催延期となっておりました下記リリースイベントは、開催中止するという。同社は「あらためて、これまでｌｕｚを支えていただいた関係者の皆様、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」とした。
ｌｕｚ（ルス）の所属事務所は２５日に公式サイトで「この度、弊社所属アーティストｌｕｚ（帯刀光司）は心身の重い不調により、ステージに立てる状態にないため、活動を一時休止する運びとなりました」と発表していた。
