ポケモン大会、不具合修正で28日に再び開催へ 原因判明で「公平ではない状態であることを踏まえ」実施

ポケモン大会、不具合修正で28日に再び開催へ 原因判明で「公平ではない状態であることを踏まえ」実施

「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023」大会ロゴ

(ORICON NEWS)

 14日に行われたゲーム『ポケットモンスター スカーレット・ バイオレット』のポケモンバトル日本一を決めるインターネット大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023 本戦」(PJCS2023)において、多くの不具合が起きていた件についてポケモン公式は、参加者へ不具合が起きた原因や今後の方針についてメールで説明。不具合を修正した上で、28日に追加開催することを発表した。

 同大会は、『ポケットモンスター スカーレット・ バイオレット』で、ポケモンバトルの日本一を決めるもので、4月より開催されたインターネット大会予選(第1回〜第3回)のいずれかで上位入賞した人(各150人、計450人)が今回、招待制インターネット大会となる本戦へ。その後、ジュニア・シニア・マスター各カテゴリの上位64人による決勝が6月に行われ、日本初開催となるポケモン世界大会『ポケモンワールドチャンピオンシップス2023』(開催地・横浜)への出場権を獲得することができる。

 本選の大会ルールは予選と同じくダブルバトルで、必要な対戦回数は10戦、対戦回数の上限20戦となり、上位64人になるために朝からポケモンバトルが展開。しかし、本選がスタートするとネット上では多くの不具合が見つかり、参加者から不満や批判の声が出ていた。

 この騒動についてポケモン公式は翌日15日に参加者へメールにて「お詫び」と題して「本大会において、本来意図していない挙動が発生する不具合があったことを確認しております」と不具合があったことを報告。

 確認されている不具合は「・通常のインターネット大会と同様の”続けて戦うかどうか”を選択できるメッセージが表示されず、対戦中断ができない」「・上記状態により、自分が対戦した回数やレートの確認を行える画面を見ることができない」「・一度対戦した相手とレートが近しい場合、再度マッチングしてしまう」などをあげ、参加者から指摘された不具合を確認したと説明した。

 そして今回、不具合が起きた原因について「4月20日に配信した『ポケットモンスター スカーレット・ バイオレット』の更新データ(Ver1.3.0)で、不具合が発生する状態になっていた」と説明し、「現在、不具合の修正を行った更新データの作成を行っており、来週中(5月22日〜26日のいずれかの日程)の配信を予定しております」と修正時期を報告。

 また、不具合だらけの大会開催もあり、大会の追加開催を報告。「不具合がある状態で開催された本大会の成績のみを元に、「PJCS2023」ゲーム部門 決勝の出場権付与を行うことは、本大会にご参加いただいたお客様、また日頃より『ポケットモンスター』シリーズを楽しみいただいているお客様にとって、公平ではない選出方法になってしまっていると考えております」と説明し、「調査の結果および選出方法が公平ではない状態であることを踏まえ、本来の挙動で行われる招待制インターネット大会を5月28日に追加開催する予定です」と伝えた。

 これにより、6月に行われる決勝の各カテゴリ出場権は、本大会の上位64人および、28日に追加開催する大会の上位64人をあわせた、128人へ付与することを検討している説明した。なお、不具合が起きた大会において上位64人に入賞している人は、決勝の出場権を得ており、追加開催の大会へエントリーすることはできないという。

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