ボクサーからボートレーサーへ転身も、800走で1勝のみ 「日本一へたくそ」と誹謗中傷を受けた元王者とは?

ボクサーからボートレーサーへ転身も、800走で1勝のみ 「日本一へたくそ」と誹謗中傷を受けた元王者とは?

 多摩川ボート1Rで念願の初勝利を挙げた時の金光佑治氏=2016年6月23日

(デイリースポーツ)

 関西テレビ情報番組「よ〜いドン!」が9日、放送された。看板コーナー「となりの人間国宝さん」では、ボクシングの元日本ミニマム級王者、金光佑治さん(39)が営むリラクセーションサロン「ほぐし屋 KID」が紹介された。

 「堺のダイナマイトキッド」と呼ばれた金光さんは、同級王座戦で勝利しながら、対戦相手が試合後に死亡する悲劇に見舞われた。自身もケガを負って引退。その後、ボートレーサーの道へ進んだが、「センスがなかった。日本一へたくそなボートレーサーと言われた」と明かし、現役800走で1着は一度だけという成績だったという。

 その頃には、舟券で負けた人たちから「このへたくそ!」「やめてまえ!」などのヤジを受けたが、それよりつらかったのが「ネットでの誹謗中傷。1万回くらいは悪口を言われてメンタルがいかれていた」と振り返った。

 それでも、ネットの声に「なんで負けてやめなあかんねん」と奮起し、自ら引退することは「踏みとどまった」と金光さん。ボートレースでの7年間の現役の最後は「クビ」で「実質、勝利不良(勝率不足)で引退勧告となった」と言うが、「自分からはやめなかった」と意地を通した。

 その後は整体の世界へと転身。「自己肯定感が下がっていたが、整体を勉強しながら久々に人にほめてもらった。この業界に助けられた」と明るく話していた。

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